もらい上手はおもてなし上手

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コラム

2016/08/10 もらい上手はおもてなし上手

皆様こんにちは、柿原まゆみでございます。

『おもてなしブログ』では”伝説のホテルマン 林田正光”が残した

“極上のおもてなし”100の言葉 をご紹介しそれをどのように実践するのかを

お伝えします。

 

 

4・『もらい上手はおもてなし上手』 

贈り物好きの人というのは、喜んでもらうことが好きなのです。

喜んでいる人の姿を見るとますます嬉しくなるのでしょう。

人間というものは、余裕が出てくると、人の喜びが自分の喜びになるのだと思います。

 

もらい上手と言うのは、相手を喜ばせるものです。モノだけでなくなく、

言葉もそうです。

たとえば私がお客様から「林田さん、今日のスーツはいい仕立てのものですね」と言われたとき、謙遜して「安物です」とだけ答えれば、お客様はどう思われるでしょうか。

「せっかく褒めているのに愛想がないなぁ」となるのではないでしょうか。

お客様に褒められたら素直に受け止めるようにしましょう。

 

モノも言葉もお客様がくださったというものは、気持ちよくいただくように

しましょう。

 

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褒められた時に謙遜することが相手を立てる事になるという訳ではありません。

日本人は謙遜を美徳とする文化がありますし、照れ隠しに謙遜をしてしまうため、

誉められ下手と言われています。

 

林田が言っているようにスーツを褒められて「安物です」と応えると

「上質と安物の見分けがつかない」と言っているように誤解され、相手に不快感を与えるかもしれません。

 

「あなたは能力があり素晴らしいビジネスパーソンですね」と仕事ぶりを褒めて頂いたのに「いえいえ、そんなことはありませんよ」と謙遜してしまうと

同じく、否定しているように受け止められてしまいます。

 

 

相手の事を否定してしまうと良好な人間関係を築きにくくなります。

褒めて下さったら「ありがとうございます。嬉しいです。」とまず、褒めてくださったことに感謝することです。

 

仮に安いスーツだったとしても「ありがとうございます。とても気に入っている

スーツなのです。そのように言って頂き嬉しいです。」と言えばいいのです。

 

 

仕事ぶりを褒められたら「励みになります。一層精進します。」と素直に喜ぶと

褒めてくださった方が「褒めてよかった」と嬉しい気持ちになります。

 

 

褒められたらだれでも嬉しいです。

嬉しいことは言葉に出す方が良いのです。

 

 

モノをいただいたらお礼の電話をする、お手紙を書く、メールでお伝えするなど

お礼の表現方法は沢山あります。

お礼の言葉は早ければより相手の方は喜んで下さいます。

 

おもてなしの基本は相手の気持ちを察することです。褒められたことを受け入れると

自分の価値が高まり、自信を持つことでより良いサービスが提供できるようになるのです。

 

■ もらい上手になるポイント

① 謙遜し過ぎない

② 褒められたら素直に受け入れ感謝の言葉を返す

③ お礼の言葉は早めにお届けしましょう

 

 

“極上のおもてなし”100の言葉

1.「NO」と言わないサービス伝説のホテルマン 林田正光 “極上のおもてなし”100の言葉

 

2.紳士・淑女の振る舞いを身につける講師の日常

 

3.感動サービスはあいさつから感動サービスはあいさつから

 

 

 

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