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クレド(信条)とは使命。 使命があれば、行動がブレない。どんなことでもできる。
皆様、こんにちは。 HAYASHIDA―CS総研の 柿原まゆみです。
『おもてなしブログ』では
“伝説のホテルマン 林田正光”が残した
極上のおもてなし”100の言葉 ”を ご紹介しています。
10.クレド(信条)とは使命。 使命があれば、 行動がブレない。 どんなことでもできる。
クレドに
「お客様へ心のこもった おもてなしを 提供すること
それは
私たちがもっとも 大切にしたいことの1つです」 という一文があった としましょう。
これは自分達の会社や お店の哲学や 価値観を 表明したものです。
一方で、そこで働く人たちに とって、自分達の 使命や役割を 明確にするものでもあります。
仕事をするうえでは 使命感を持つことが 非常に重要です。
なぜなら、
自分たちの使命が明確に なれば、 どのような場面でも 迷ったり、行動が
ブレたりすることが なくなるからです。
林田 正光
イソップ寓話の一つである 「三人のレンガ積み」が 使命感を持って
働くのと、そうでない場合の違いをわかりやすい表現しています。
三人のレンガ積み
世界中を回っている旅人が, ある町はずれの1本道を歩いていると, 1人の男が道の脇で難しそうな顔を してレンガを積んでいました。
旅人は,
その男のそばに立ち止まって たずねました。
「ここでいったい何をしているのですか?」
すると,男はこう答えました。
「見ればわかるだろう。 レンガ積みをしているのさ。 毎日毎日,雨の日も強い風の日も, 暑い日も寒い日も1日中 レンガ積みだ。腰は痛くなるし、 手はこのとおり」
男は自らのひび割れた汚れた 両手を差し出して見せた。
「なんでオレはこんなことを しなければならないのか,まったくついてない。」
旅人は,その男に 「大変ですね」と慰めの言葉を残して,歩き続けました。
しばらく行くと, 一生懸命レンガを積んでいる 別の男に出会いました。
しかし,
その男は, 先ほどの男ほどつらそうには見えませんでした。
そこで,
また旅人は たずねました。
「ここでいったい何を しているのですか?」
すると,男は こう答えました。
「オレはね, ここで大きな壁を作っているんだよ。 これがオレの仕事でね。」
旅人は 「それは大変ですね」と, いたわりの言葉をかけました。
すると,意外な言葉が返ってきました。
「なんてことはないよ。 この仕事でオレは 家族を養ってるんだ。 この仕事があるから 家族全員が食べて いけるのだから, 大変だなんて言ったらバチが当たるよ。」
旅人は, その男に励ましの 言葉を残して歩き続けました。
さらに
もう少し歩くと, 別の男がいきいきと 楽しそうにレンガを積んでいました。
旅人は 興味深くたずねました。
「ここで,いったい何をしているのですか?」
すると, 男は目を輝かせて こう答えました。
「ああ,オレたちのことかい? オレたちは歴史に 残る偉大な大聖堂をつくっているんだ。」
すると男は, 楽しそうにこう返してきました。
「とんでもない。 ここで多くの人が祝福を受け, 悲しみを払うんだ!素晴らしいだろう!」
旅人は, その男にお礼の言葉を残して, 元気いっぱいに歩き始めました。
それから10年後。
一人目の職人は 以前と同じように、 愚痴をこぼしながら レンガを積んでいました。
二人目の職人は 「もっと条件のいい仕事があった」と 言って、賃金は良いが危険な、 修道院の高い屋根の上で 働いていました。
三人目の職人は、 色々な知識や 技術を覚えたため、 現場監督として施工を 任されるようになりました。
そして 多くの職人を育てました。
その後、
この修道院に 彼の名前を付けられたそうです。
最初に 出逢ったレンガ職人は、 ただ目的もなく命令に従っているだけ
2番目の職人は 家族や自分の生活の為に仕事をしている
3番目の職人は人のため、 世の中に貢献することを使命感としている
3番目のように 自分の仕事に対する誇りや 使命感を持って働けば 結果が変わってきます。
クレド(信条)を 持つことは会社や お店のヴィジョンや、 目指すべき姿や社員としての
在り方が明確になります。
またクレド(信条)を 共感している 職員同士が協力しあいます。
そうすることで 助け合いの風土が 育まれ、仕事の成果に結びつきます。
■まとめ■ 職員が使命感を持つためのポイント!
①職員が自分の仕事には 重要な意味が あると感じて頂く 仕組みを創る
→クレド(信条)を持つなど使命を文章にして携帯する
②職員同士で価値観の共有を常にする
24/06/22
24/06/07
24/05/20
24/05/11
24/04/26
24/04/12
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皆様、こんにちは。
HAYASHIDA―CS総研の
柿原まゆみです。
『おもてなしブログ』では
“伝説のホテルマン
林田正光”が残した
極上のおもてなし”100の言葉 ”を
ご紹介しています。
10.クレド(信条)とは使命。
使命があれば、
行動がブレない。
どんなことでもできる。
クレドに
「お客様へ心のこもった
おもてなしを
提供すること
それは
私たちがもっとも
大切にしたいことの1つです」
という一文があった
としましょう。
これは自分達の会社や
お店の哲学や
価値観を
表明したものです。
一方で、そこで働く人たちに
とって、自分達の
使命や役割を
明確にするものでもあります。
仕事をするうえでは
使命感を持つことが
非常に重要です。
なぜなら、
自分たちの使命が明確に
なれば、
どのような場面でも
迷ったり、行動が
ブレたりすることが
なくなるからです。
林田 正光
イソップ寓話の一つである
「三人のレンガ積み」が
使命感を持って
働くのと、そうでない場合の違いをわかりやすい表現しています。
三人のレンガ積み
世界中を回っている旅人が,
ある町はずれの1本道を歩いていると,
1人の男が道の脇で難しそうな顔を
してレンガを積んでいました。
旅人は,
その男のそばに立ち止まって
たずねました。
「ここでいったい何をしているのですか?」
すると,男はこう答えました。
「見ればわかるだろう。
レンガ積みをしているのさ。
毎日毎日,雨の日も強い風の日も,
暑い日も寒い日も1日中
レンガ積みだ。腰は痛くなるし、
手はこのとおり」
男は自らのひび割れた汚れた
両手を差し出して見せた。
「なんでオレはこんなことを
しなければならないのか,まったくついてない。」
旅人は,その男に
「大変ですね」と慰めの言葉を残して,歩き続けました。
しばらく行くと,
一生懸命レンガを積んでいる
別の男に出会いました。
しかし,
その男は,
先ほどの男ほどつらそうには見えませんでした。
そこで,
また旅人は
たずねました。
「ここでいったい何を
しているのですか?」
すると,男は
こう答えました。
「オレはね,
ここで大きな壁を作っているんだよ。
これがオレの仕事でね。」
旅人は
「それは大変ですね」と,
いたわりの言葉をかけました。
すると,意外な言葉が返ってきました。
「なんてことはないよ。
この仕事でオレは
家族を養ってるんだ。
この仕事があるから
家族全員が食べて
いけるのだから,
大変だなんて言ったらバチが当たるよ。」
旅人は,
その男に励ましの
言葉を残して歩き続けました。
さらに
もう少し歩くと,
別の男がいきいきと
楽しそうにレンガを積んでいました。
旅人は
興味深くたずねました。
「ここで,いったい何をしているのですか?」
すると,
男は目を輝かせて
こう答えました。
「ああ,オレたちのことかい?
オレたちは歴史に
残る偉大な大聖堂をつくっているんだ。」
旅人は
「それは大変ですね」と,
いたわりの言葉をかけました。
すると男は,
楽しそうにこう返してきました。
「とんでもない。
ここで多くの人が祝福を受け,
悲しみを払うんだ!素晴らしいだろう!」
旅人は,
その男にお礼の言葉を残して,
元気いっぱいに歩き始めました。
それから10年後。
一人目の職人は
以前と同じように、
愚痴をこぼしながら
レンガを積んでいました。
二人目の職人は
「もっと条件のいい仕事があった」と
言って、賃金は良いが危険な、
修道院の高い屋根の上で
働いていました。
三人目の職人は、
色々な知識や
技術を覚えたため、
現場監督として施工を
任されるようになりました。
そして
多くの職人を育てました。
その後、
この修道院に
彼の名前を付けられたそうです。
最初に
出逢ったレンガ職人は、
ただ目的もなく命令に従っているだけ
2番目の職人は
家族や自分の生活の為に仕事をしている
3番目の職人は人のため、
世の中に貢献することを使命感としている
3番目のように
自分の仕事に対する誇りや
使命感を持って働けば
結果が変わってきます。
クレド(信条)を
持つことは会社や
お店のヴィジョンや、
目指すべき姿や社員としての
在り方が明確になります。
またクレド(信条)を
共感している
職員同士が協力しあいます。
そうすることで
助け合いの風土が
育まれ、仕事の成果に結びつきます。
重要な意味が
あると感じて頂く
仕組みを創る