06-6345-8850
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビル3階
営業時間 9:00~18:00(平日)
離職防止対策③ 新人の離職防止のためにすぐにできること
皆さまこんにちは。HAYASHIDA-CS総研の柿原まゆみです。 離職防止対策コラムの3回目は『新入社員の離職対策』です。 先日、“4月入社したばかりの新入社員の方が退職代行サービスを 使ってすでに離職している”という衝撃的なニュースを目にしました。 退職代行サービスとは退職が初めての方に対して、退職を申し出る時期や 退職届の書き方、退職交渉など具体的な手続き全般について相談に乗り、 アドバイスするなどのサービスを提供されています。
自分で退職の意向を伝えることに不安を感じている方の 代わりに代行業者が意向を会社に伝え、 退職の手続きのサポートもされています。 また退職交渉がなかなか進まない場合は、上司や人事担当者との 交渉の進め方や相手が納得してくれるにはどう伝えればよいかなど 経験や性格、状況に合ったアドバイスを行っているようです。
金額は提供されるサービスによって異なりますが、
業界最安値ですと2万円~サービスを提供している代行業者がありました。
厚生労働省によると、新規学卒就職者の就職後3年以内の離職率は、 中学卒で55.0%、高校卒で36.9%、短大などで41.4%、 大学卒で31.2%となっています。
なぜ新入社員の離職率が高いのでしょうか?
新入社員の離職率が高い理由は複数あり、以下の点が挙げられます
①労働条件の不満 労働時間、休日、休暇などの条件が期待に応えられない場合、 新入社員は離職を選ぶことがあります。 特に長時間労働や休日出勤が求められる環境では、 ワークライフバランスを重視する傾向にある若年層にとって、 大きなストレスとなり得ます。
②給与の不満
給与やその他の収入が期待に満たない場合、特に 生活費が高い地域で働く新入社員にとっては、経済的な 理由から離職を考えることがあります。
③人間関係の問題
職場の人間関係が原因でストレスを感じると、 新入社員は離職を選択することがあります。 特に上司や同僚とのコミュニケーションが うまくいかない場合、職場環境に馴染めずに 退職を決意することがあります。
④キャリアプランとの不一
自身のキャリアプランや将来の目標と 現在の職務内容が合致しないと 感じた場合、新入社員はより適した職場を求めて 離職することがあります。
⑤仕事のやりがいや意義の欠如
与えられた仕事に意義を見出せない またはやりがいを感じられない場合、 新入社員はモチベーションを維持することが難しくなり 結果として離職に至ることがあります。
上記の事から労働環境の改善、適正な給与体系の確立、 コミュニケーションの促進、 キャリア開発の支援などが考えられます。
企業がこれらの課題に取り組むことで、 新入社員の離職率を下げることが可能になるでしょう。
しかし採用時にかけたコスト、募集時の初任給アップなど すでに多額のコストをかけた企業にとって 労働環境の改善、適正な給与体系の確立は大きな負担になります。
そこで コストをかけずにすぐにできることについてお伝えします。
それは、
朝の出社時に 上司・先輩から感じの良いあいさつを率先して行うということです。 3年未満で会社を退職する理由の第1位は『人間関係が悪い』です。
新入社員の方は毎日不安を抱えながら出社します。
その時に上司から 「〇〇さんおはよう。毎日覚えることばかりだけれど、 先輩に分からないことは聴けている?」
「〇〇さんおはよう。休日はゆっくり休めた?」
「〇〇さんおはよう。昨日の研修で実行しようと思ったことはなに?」など
名前+笑顔+アイコンタクト+相手がこたえやすいひと言を添えた あいさつをしてみましょう。 新入社員の方の不安はかなり軽減されます。 自分からあいさつをするのはなんだか恥ずかしい、 抵抗があるとおっしゃる方がいますが、 離職者を出さないようにするために行う投資と 思ってやってみてください。
最初は照れくさくても、慣れて新人の方が笑顔になれば 自分の気持ちもあがります。
新入社員の方に『あなたのことを大切に想っている』と いうことをカタチにすることで定着率は高まります。 すぐできることなので毎日続けて行ってみてください。
■■□―――――――――――――――――――□■■
株式会社HAYASHIDA-CS総研
【住所】 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビル3階
【電話番号】 06-6345-8850
【営業時間】 9:00~18:00
24/06/22
24/06/07
24/05/20
24/05/11
24/04/26
24/04/12
TOP
皆さまこんにちは。HAYASHIDA-CS総研の柿原まゆみです。
離職防止対策コラムの3回目は『新入社員の離職対策』です。
先日、“4月入社したばかりの新入社員の方が退職代行サービスを
使ってすでに離職している”という衝撃的なニュースを目にしました。
退職代行サービスとは退職が初めての方に対して、退職を申し出る時期や
退職届の書き方、退職交渉など具体的な手続き全般について相談に乗り、
アドバイスするなどのサービスを提供されています。
自分で退職の意向を伝えることに不安を感じている方の
代わりに代行業者が意向を会社に伝え、
退職の手続きのサポートもされています。
また退職交渉がなかなか進まない場合は、上司や人事担当者との
交渉の進め方や相手が納得してくれるにはどう伝えればよいかなど
経験や性格、状況に合ったアドバイスを行っているようです。
金額は提供されるサービスによって異なりますが、
業界最安値ですと2万円~サービスを提供している代行業者がありました。
厚生労働省によると、新規学卒就職者の就職後3年以内の離職率は、
中学卒で55.0%、高校卒で36.9%、短大などで41.4%、
大学卒で31.2%となっています。
なぜ新入社員の離職率が高いのでしょうか?
新入社員の離職率が高い理由は複数あり、以下の点が挙げられます
①労働条件の不満
労働時間、休日、休暇などの条件が期待に応えられない場合、
新入社員は離職を選ぶことがあります。
特に長時間労働や休日出勤が求められる環境では、
ワークライフバランスを重視する傾向にある若年層にとって、
大きなストレスとなり得ます。
②給与の不満
給与やその他の収入が期待に満たない場合、特に
生活費が高い地域で働く新入社員にとっては、経済的な
理由から離職を考えることがあります。
③人間関係の問題
職場の人間関係が原因でストレスを感じると、
新入社員は離職を選択することがあります。
特に上司や同僚とのコミュニケーションが
うまくいかない場合、職場環境に馴染めずに
退職を決意することがあります。
④キャリアプランとの不一
自身のキャリアプランや将来の目標と
現在の職務内容が合致しないと
感じた場合、新入社員はより適した職場を求めて
離職することがあります。
⑤仕事のやりがいや意義の欠如
与えられた仕事に意義を見出せない
またはやりがいを感じられない場合、
新入社員はモチベーションを維持することが難しくなり
結果として離職に至ることがあります。
上記の事から労働環境の改善、適正な給与体系の確立、
コミュニケーションの促進、
キャリア開発の支援などが考えられます。
企業がこれらの課題に取り組むことで、
新入社員の離職率を下げることが可能になるでしょう。
しかし採用時にかけたコスト、募集時の初任給アップなど
すでに多額のコストをかけた企業にとって
労働環境の改善、適正な給与体系の確立は大きな負担になります。
そこで
コストをかけずにすぐにできることについてお伝えします。
それは、
朝の出社時に
上司・先輩から感じの良いあいさつを率先して行うということです。
3年未満で会社を退職する理由の第1位は『人間関係が悪い』です。
新入社員の方は毎日不安を抱えながら出社します。
その時に上司から
「〇〇さんおはよう。毎日覚えることばかりだけれど、
先輩に分からないことは聴けている?」
「〇〇さんおはよう。休日はゆっくり休めた?」
「〇〇さんおはよう。昨日の研修で実行しようと思ったことはなに?」など
名前+笑顔+アイコンタクト+相手がこたえやすいひと言を添えた
あいさつをしてみましょう。
新入社員の方の不安はかなり軽減されます。
自分からあいさつをするのはなんだか恥ずかしい、
抵抗があるとおっしゃる方がいますが、
離職者を出さないようにするために行う投資と
思ってやってみてください。
最初は照れくさくても、慣れて新人の方が笑顔になれば
自分の気持ちもあがります。
新入社員の方に『あなたのことを大切に想っている』と
いうことをカタチにすることで定着率は高まります。
すぐできることなので毎日続けて行ってみてください。
■■□―――――――――――――――――――□■■
株式会社HAYASHIDA-CS総研
【住所】
〒530-0001
大阪府大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビル3階
【電話番号】
06-6345-8850
【営業時間】
9:00~18:00
■■□―――――――――――――――――――□■■