高齢者への接客で気をつける話し方の速度と音量

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高齢者への接客で気をつける話し方の速度と音量

コラム

2019/04/22 高齢者への接客で気をつける話し方の速度と音量

 

日経MJの記事に
高齢者への接客について
書かれていました。

 

ある70歳の女性が
時間にも余裕ができ
若い時にできなかったことや
学ぶことを楽しみたいと
地域での公開講座に
おしゃれをして参加しました。

 

その講座の講師が
声が小さかったり、早口だと3割ほどしか
聞き取れなかったそうです。

 

講演後にコーヒーショップに行くと
飲み物のサイズが
お店独自の横文字で書かれていて
早口で聞かれても分からず
パニックになったとの事。

 

聴き取りやすい話し方を
するだけで
シニアの方々の満足度は高まり、
ファンになって頂けるのではないかと
記されていました。

 

 

この記事を読み、
私の講演で聴講者が高齢の際は
ゆっくり、滑舌よく、
はっきり話を一層心がけようと
思いました。

 

介護や医療の現場で
高齢者の方々に話しかけることが
沢山あります。

 

どこも人手が不足しているので
限られた人数で時間に
予定を終えなけれなりません。

 

 

早口で患者様・利用者様に
説明をしているシーンを
見る事は少なくありません。

 

伝えたいことが
相手に伝わらなければ
何回もお伝えしなければなりません。

 

早口で話す方が時間がかかります。
また早口だと気忙しい雰囲気になり
大切にされているとは思って頂けません。

 

話す際はゆっくりと適切な音量で
お伝えする事を心掛ければ
患者様・利用者様に喜こんで
いただけます。

 

 

このことは病院や介護現場だけでなく
どの業界にも

当てはまります。

 

そして、研修で
必ずお伝えしていることは
『専門用語を使わない』です。

 

新聞記事にあったように
分からない言葉を聞くと
パニックになって
しまわれる方もいます。

 

現場の職員さん達が
当たり前に使っている
略式の言葉は始めて
聴いた人にはわかりません。

 

どなたが聴いても
分かる伝え方を工夫することが大切です。

 

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